それではアリーナ内部を見ていこう。

3F席。最上段なんだけど2F席に重なる形でスタンドがせり出しているのですごく近い。
難点は3Fスタンドの前列だとほぼコート全体が見通せるのが、後方席になると手前側のライン、ベンチあたりが死角になって見えないことかな。

2F席。3Fよりもさらに見やすい。コート内の選手の表情はもちろんのこと、対岸のお客さんの表情まで見える。

1Fスタンド。視点はかなり低くなるがその分臨場感は満点。

フリースローで眼光鋭く目標をとらえる五十嵐圭選手。
かなり後方で大したことないコンパクトデジカメのズーム機能で、かなり画質を落としてもこのくらいの写真になりますぜ。ましてや最前列でいいカメラで撮ったらどれだけすごい写真になるのか。ちなみにBリーグは写真投稿OK、動画も規定時間内ならOK。(と煽ってみるw)
さてここまでは誉め言葉ばかりだったから、ちっとばかし悪いところも指摘しようかね。


まず2F、3Fの常設席。座席は木製。座り続けるとちょっとお尻が痛くなってくる。
クッションにしないのはメンテナンス(特に飲みこぼしなどの汚れ)の兼ね合いなんだろうなと思うけど、なかなか難しい。
ドリンクホルダーも金属のわっかが通ってるだけ。紙コップのコーヒーなどは収まるんだろうけど、ペットボトルはどうにも収まらずに、さかさまにして不格好な形で収める。(だから蓋はしっかり。炭酸飲料は避けてます)ここもしっかりしたドリンクホルダーが欲しいが、そうすると膝との間に十分なスペースが取れずに人の出入りに難儀する。

1F席はロールバック式の座席と、パイプ椅子の仮設席。
背もたれはあるものの、個席ではなく隣席との境界はあいまい。また足を入れられるスペースはあるものの荷物までは入れられず、必然的に荷物は膝の上。
これも採用した時代なんだよなあ… 最新式のロールバック席は背もたれ付きの個席になってるところもあるし、ここより古い世代のは本当にただの階段に座ってるだけみたいなところもある。
ただ両エンドはともかくベンチ裏、ベンチ向いの値段が高いシートがこのシートなのはちょっと理不尽かな…

場内暗転してのショータイム。

この日はクリスマスとあってチアリーダーの衣装もサンタ風。

場内演出の設備も最新のアリーナで炎がどーん、激しい光、爆音みたいな演出と比べるとやはり一世代古いのは否めない。もっともこれはそこまで激しい演出っているの? 子供とか音とか光が苦手な人とかやっぱいるんじゃない? というところもあるので人それぞれ
まとめると非常にスタンドがコンパクトに出来ているので、応援の一体感はすごい。2000人以上入って試合は接戦、あと一押しが欲しいてな時にでる声援は演出であれ、自然発生であれ、聞くと背中がぞくぞくする。
そのコンパクトさが、アルビレックスBBの未来を考えると一番の問題になっているのだが、それはまた次回に
コメント