今回はボールパーク要素のうち遊戯施設やイベントに関して見ていこう。

まずレフト後方の大観覧車

メリーゴーランド

SL列車風乗り物。
このような遊戯施設とスタンドが特に境界なくつながって出入り自由、というのが一つのポイントかと思う。思えば97年開場の大阪ドーム、シャンプーハットと形容される9F部分に同じような遊戯物を3~4個置いて、野球観戦に来た親子連れのお客さんがついでに乗ってくれるという似たようなコンセプトで遊戯施設を営業していた。
しかし、わざわざスタンドから退場して9Fに上がって、入場料と乗車賃を払ってまで乗りたいような遊戯物というほどでもなく、3年ほどで営業終了、いまは空きスペースでたまに会議室として貸し出し(してるの?)という無残な状況になっている。

芝生席と家族連れ。いい風景だなあ。ワシもプロ野球初観戦は西武球場の外野席だったし、ちょこちょこと動き回りたい子供にとっては芝生席というのは実に都合がいい。ついでにいい年こいた大人も、ポカポカ陽気のデーゲーム。ビールを飲んでつい眠気に誘われ、つい横になったままうとうとしてしまい気付くともう5回やないかい! というのもそれはそれで楽しい休日の過ごし方(経験談より)
ま、どちらにしろのんびりと楽しむためにはこのくらいの適度な空き具合がちょうどいいのでしょうね。写真にもあるように、この仕切り線できっちり座りなさいとなったら逆にしんどくなる。



この年の楽天は一か月ほどの期間「東北ろっけん祭りシリーズ」と銘打って、東北六県の夏祭りにフィーチャーした装飾やイベントを展開。
この楽天イーグルスの「東北」を冠してるのもいいんだなあ…
仙台を中心に福島、山形、盛岡、秋田、青森と主に新幹線で直接結ばれて、ナイター観戦でその日に帰宅というのは難しい地域もあるが、休日なら十分日帰り観戦も可能だ。さらに各県で地方ゲームも開催されている。球団歌『羽ばたけ楽天イーグルス』の歌詞にも「杜の都」「三日月背負いし少年よ今すぐ馬上によみがえれ(馬上少年過ぐ=伊達政宗)」「竜飛崎」「磐梯山」「さくらの果実」「銀河鉄道」「泣ぐ子も黙る」六県の風物がうまく織り込まれている。
わが西武ライオンズが「埼玉」という正直ファンの間でも賛否分かれる地名を付けざるを得ないのに対して、まず純然たる営業圏(仙台都市圏)があって、さらに広域に支持されるエリアがあるというのは実にうらやましい。あとはソフトバンクと中日、阪神あたり?



「気仙沼デー」ということで気仙沼港からサンマを直送。会場で焼き立てのサンマをふるまう。有料だったか無料だったかは失念したがとにかくおいしかったです。震災前のイベントだったので、その後もまたこういうイベントができてるといいですね。


ここはもともと古い球場というのもあるが、あえて改修しても「新しい施設ですよ」と打ち出さなかったのもよかったと思う。レトロな感じを出しておくと、鉄骨むき出しでも「あぁ…ここはそういうコンセプトなんだな」で済ませるが、最新のスタジアムとアピールしていると老朽化するとどんどんボロい感じが出てきてしまう。
コメント
初めて遠征に行ったのがまだ「県営宮城球場」と言われていたここでした。
確か横浜ーヤクルトでしたが、スコアボードは得点のみ電光で打順は手書き、内野はバックネットは座席なものの、内野自由は石段、外野は全面芝生席というなんともローカルチックな球場でした。
信じられないことに、トイレは室内灯がないのでナイター開催時は真っ暗という恐怖(笑)
でも、スタンド内はビール売りのおにーさんはいるという謎なソフト面
当時はまだロッテが年間数試合とセリーグの試合を合わせて10試合程度やっていたので、恵まれていた方なんでしょうね。
県営宮城。
自分もいっとけばよかったなあ。
確か西武戦も何回かはあったはず。
12球団の旧本拠地もそうですが、当時はただ「ボロい」としか思えなくても
行っとけばいい経験というかネタになりますね。
そうなんですよ。
県営宮城のノリを感じて地方球場遠征にハマり、その後は
旧岩手県営野球場(オールスターやったとこ)
こまちスタジアム
福島県営あづま球場
ひたちなか市民球場
平塚球場
サーティーフォー相模原球場
長野オリンピックスタジアム
松本市営球場
県営大宮公園球場
ぶんちゃんしまなみ球場
この中でもキョーレツだったのは意外なことに県営大宮公園球場。
ライオンズか本格的に大宮でやるようになった年、球場内の売店がドームで出店しているところに隣の大宮氷川神社で露天出してる店舗が混ざり、来場者全員一食買っても残るんじゃ?というぎゅうぎゅう詰めな店の数。
さらに、売れなかったのかレオマークの入ったお弁当、七回裏終了したら半額で売られてましたw
球場内で半額弁当って後にも先にもあれが唯一の出来事です
いいですねー
自分はプロ野球一軍公式戦というくくりだと
・秋田八橋
・長野オリンピック
・北九州市民
くらいですかね。
二軍、アマチュア、キャンプ、現存しない旧本拠地球場、試合もやってないのにただ球場を見に行ったとかだと結構あるのですが…
八橋ですか、いいですねえ。
私が行きだしたのはすでに開催が八橋からこまちに変わったので外から見たことしかないんですよ。
八橋はちょうど官庁街との境目にあり、繁華街も近くて帰りに飲みに行くにもちょうどいいんです。
こまちは旧秋田空港脇にあり、しかも橋1本しか道がないから帰りは橋を越えるだけで一時間かかったりするのが難点でした。
でも、スワローズ戦のときは今は亡きコンビニのサンクスがこまちでの試合限定でご当地選手である石川、石山の弁当が売られてました。
当然古い話ですがJRの週末乗り放題の切符がまだ東日本全線使えて、秋田新幹線も自由席があって、ロッテファンと乗り合わせて日帰りで行きました。
外野自由2000円、内野自由4000円、ネット裏5000円とかいう大雑把な席区分で、じゃあってことでネット裏を所望したらど真ん中の最前列をくれました。
プロ野球観戦人生で一番いい席です。
話は変わるのですがなんで秋田は同じ雪国で山田、落合、石川と名選手ばかり出てくるんですかね。これはうらやましいばかり。