NHK新潟の夕方ローカルニュースをぼんやり眺めていたら
「オイシックスが3月の開幕に合わせ、球場で販売するスタジアムグルメメニューの発表を行いました。」
ほう、と思って真剣に見始める。
NHKによると、オイシックス本社から来た選手の栄養を見る管理栄養士さんが、合わせてスタジアムグルメの開発も行ったとのこと。
これは一石二鳥でええやん。
なにせ橋上監督が著書で
「ファンが選手に手製の弁当を差し入れてくれる」
『一流になるヤツ、二流で終わるヤツ』(橋上秀樹 日本文芸社新書)
「(まだ新人で)弁当を差し入れてもらえない選手は白米+納豆だけとか、カップラーメンとか」
と、BCリーガーの厳しい実態を述べるほど、プロのアスリートとは程遠い食生活を送る選手たちである。
10年も前、最初に監督が就任した時のネタだしなあ…多少は改善されてるのかなあ…でも待遇はそんなに変わってるわけでもないし…
話が飛んだ。
そんなプロの人が新潟県産の食材にこだわって開発したメニューが以下6点。
オイシックス新潟第一期スタジアムグルメ
・大人カレー(牛燻製カレー)(900円)
・子供カレー(600円)
・フライ盛り合わせ(1000円)
・ビーフジャーキー(500円)
・豚串焼き(700円)
・人参ポタージュ(400円)
発表に当たってご飯の盛り方一つ、写真の映え方一つにまで細かく気を使って、さすがネットを主戦場に食品食材を販売してきた企業だけあるなと…
全部一気に食べてしまうとブログ的にはあっという間にネタが尽きてしまうので、一個一個味わうつもりだ。まず初観戦では何はともあれカレーだな。
初観戦となった4/12の日本ハム戦。さっそくカレーを注文。さっそく一口。
「うまい」
いや、うまいで済ましちゃブログにならないから、できる限り言語化してみようか。
まず肉がよく煮こまれており、大きな塊もホロホロとほぐれる。
合わせてみじん切りの野菜も同じくよく煮こまれている。
皆川賢太郎氏×高島宏平オイシックス社長、アルビBC球団会長対談によるとオイシックスの野菜ジュースも隠し味に入っているとのこと。
TeNY「新潟一番」内「ミナガワ見聞録」
味付けは辛すぎず、くどすぎず、子供でもいける、くらいの辛さ
例えば
・ホテルの朝食バイキングに出てたら、連泊してても手が出ちゃうだろうな
・寮の食堂に常備されていたら、気の赴くまま無意識のうち、ほぼ毎食ご飯にかけちゃってるだろうな
とか、要は毎日食べてても飽きないカレーなのだ。
カレーには、特徴のある味で確かにクセにはなるが、毎日食べろといわれると勘弁してといいたくなるものと、毎日食べててもさほど飽きず一種の習慣のようになるもの、このカレーは明らかに後者だろう。
・参入一年目。
・手探り&急スピードで展開。
・さほどメニューを手広く出すのは難しい。
・ご飯ものとして「最大公約数」的なもの
を選ぶならやっぱりカレーか。
誰が何回行っても飽きないで、でも確実においしいカレー。
(ついでに言えばそんなに提供時間もかからない)
これはいいメニューを我々は得たなあ…
「エコスタで何食べればいいの?」「とりあえずカレーくっとけ」は成立すると思うのです。
(追伸)
冒頭で脱線した選手の食生活の件
SNS等で選手の食事風景を見る限り、質素ではあるものの十分配慮されたものを食べているようですね。これがさらに豪華になるNPBの一軍というのはどんだけすごいのか…
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