24/9/3(火) オイシックス〇8×‐7中日(みどり森)

いやー、実にすばらしい、感動的な逆転サヨナラゲームだった。

この前8/23(水)ベイスターズ戦のノーノー回避からのサヨナラ勝ちに関しては、半ば負け惜しみ気味に『これから先ずっと見続けていけば、またこんなすごい試合に遭遇することもあるさ。』と言及しましたがわずか二週間でまたこんなすごい試合を見られるとは… よーくみると中日の自滅気味なところもあるのですが、まあそれはそれでおいといて…

サヨナラの場面からまず振り返ってみる。3-7、4点ビハインドからの最終回の攻撃。先頭の3番高山がライト前ヒットで出塁。小池も四球を選んで一二塁。試合前半は欲求不満気味だったスタンドも7回からのチャンステーマ連発でようやく温まってきた。

しかし続く園部はファウルチップを運悪く捕球され三振。高の緩い3ゴロは3-6-3の併殺が成立せず、走者が一三塁に残るも二死となってしまった。今日三安打と当たっている中山はじっくり選んで四球。(個人的にはもう一人走者が出てて、中山選手の起死回生の一発、みたいなのが唯一同点に追いつくストーリーかなと思っていたのですが) 満塁から片山には明らかなホールが続いてストレートの四球。押し出しで4-7。うおー、ついに同点の走者まで出てしまったよ。もうここまで食らいつけば自分は十分満足です。

このバタバタぶりに中日は抑えに出てきた福島をあきらめ森にスイッチ。一塁に代走篠田、外野守備は長打警戒の深め。それでも外野の間を割ってくれれば篠田の足なら一挙生還で同点も…の期待の中、藤原の打球は緩くセカンドへ。これを二塁手がはじいてしまいオールセーフ、5-7。なお満塁で今度は一打同点まできた。

打順は1番知念に戻る。外野は藤原の時とは一転、同点阻止の前進守備。初球は大振りして空振り。さあ今度はねちこく当てるスタイルの知念に変身。

レフト線にいい感じの打球が飛ぶ、落ちた! これは同点の二塁走者まで帰ってくるだろう。 ん。なんかレフトが打球を逸らしちゃってるじゃないか! もう一人(一走の藤原)三塁を廻った。 いけるのか? いやもうこの流れだし、ここまで今日の試合は長かったし、延長で遅くなるのは嫌だから、いっちゃってくれ!

返球が高めにそれ、そのすきを藤原がかいくぐる。セーフ。大爆発するスタンド。もうなにがなんだかわかんないよ。かくしてオイシックスは1-7から8,9回の2イニングで7点取って見事な逆転勝利を収めた。

サヨナラのイニングで紙幅を使いまくってしまったので、それまでの経過はざっくりと。

先発目黒は登板内容がまとまる以前に取っ散らかりすぎた。7安打1本塁打4四球2ワイルドピッチ。これはさすがに本来の実力を出し切れているとは思えない。立て直しの次回登板に期待。中日先発の石森も目黒とどっこいどっこいのピッチングだったが、2回でスッパリとあきらめ、3回からは根尾を投入。根尾が5イニングのロングリリーフで試合を立て直した。

あと、中日は四番に座るビシエドが反則です。一打席目:三遊間、二打席目:三塁線にそれぞれ強烈なゴロで間を抜き、三打席目も当たりはよくなかったが二遊間をきっちり抜いていった。ヒットゾーンが広い! 年俸3億6千万、今年で契約最終年。FA権も取得して日本人扱い。35歳ではあるが実力十分なこの選手をこのオフ契約切れで本当に一切商売せずに退団させてしまうのか? よそ様の話ではあるが気になる。


多くの日で試合前の外野グラウンドを開放して、「ふれあいキャッチボール」なる企画を開催しているが、選手が飛び入りで参加してくれることもよくある。今日は0番高選手と、27番片山選手が参加。ちびっ子にとっては「野球のうまいお兄さんとキャッチボールした」あるいは「どこどこの○○選手と昔キャッチボールしたことがあるんだぜ」になるのかは定かではないが、どちらもいい思い出になるだろう。

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