今日も猛暑の中、２日前を再現したような展開。隅田－モイネロの好投手の投げ合いで、今日もロースコアの展開になりそう。おとといの３安打よりもヒットは出ているものの、いかんせんチャンスが広がっていかない、特に２回、４回は先頭打者が安打で出塁したものの、何ら動くこともなく打って出て凡退。２回は送って走者を進めても下位打線にまわることになるのでそのまま強行、４回はクリンナップなので彼らの力を信じて強行といったところだろうが、残念ながら結果として出てないなあ…救いは隅田の方がモイネロよりも球数少ないので、今日は何とかモイネロから1,2点もぎ取って逃げ切るしかないな…
投手戦は無得点のまま8回に突入。8回表先頭の正木が三塁線を破る二塁打。甲斐送って一死三塁のチャンス。ここは牧原のライナーがショート正面のライナー。併殺で切り抜けたが、続く9回表先頭の周東が中前打、盗塁を警戒する中今宮があっさり送り、代打の切り札中村晃は打ち取ったものの、3番栗原にセンター前に落とされ、ついに先制点を許してしまう。
9回裏、モイネロに代わりマウンドに上がった松本裕から1死後野村が四球で出塁。ここまで消化不良気味だったレフト外野席もようやくチャンテ4（男女パートのある西武では一番盛り上がるチャンステーマ）が始まり盛り上がってきた…続く山村もレフト前に運び一死一二塁、一打同点、長打で逆転のチャンス。スタンドのボルテージますますあがる。
続く蛭間、ここはカチーンときれいな打球で同点打、あるいは逆転打を期待したが、引っかけてしまいボテボテの二ゴロ。それでも蛭間は必死に駆け込んで間一髪セーフ。当然ソフトバンク側からはリクエスト。うーんビジョンのVTRを見てる限りアウトくさいね…VTR検証の結果セーフがアウトに代わって、ここで膨らみ切った風船がしなしな～っと抜けてしまった。
外崎は念のため申告敬遠で勝負を避け、西川の打球は力なくセンター定位置へのフライ。スタンドからため息が上がり試合終了。
今回自分が見た試合は2試合連続で完封負け。とにかく打てません。今日の6安打にしてもすべて打席とは逆方向の安打で、バチーンと強く引っ張った安打は見られず。今年の西武の打撃不振に関しては多くの評論家諸氏が指摘してる通り「スイングが遅く、速い打球が打てていない」に尽きるのだろう。補強ガー、スカウトガー、コーチガー、選手の意識ガー、いろいろ言いたいことはあるのだが観戦記から逸脱しそうなのでそこは今日は触れません。いつか機会があったら…
今日の「ライオンズヒストリー」は東尾投手250勝達成の映像。球団歴代2位の251勝、監督としても97・98年に二度パリーグを制した氏であるが、もし今の西武を指揮していたらどんな打開策を取るだろうか（まあ、まともに打つことはあきらめ、足の速い選手を並べて機動力野球かな）
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