1回表。先発武内が三者三振という素晴らしい立ち上がりを目にしたその裏、今度は見るもおぞましい光景を目にする。一番源田3ゴロ。二番奥村3ゴロ。三番西川4ゴロ。なんだなんだ、よくある三者凡退じゃないか、とお思いかもしれないが、いずれも速球に力負けしたボテボテの内野ゴロ。わずか9球で終了。武内の3三振はファウルやボール見逃しも入れて20球かけて終わらせたのに対して、ソフトバンク先発・スチュワートJrのほうが圧倒的に効率が良いじゃないか。これは今日はかなり苦戦を強いられそうだ。
それでも先制のチャンスは西武。3回二死で一走高木渉。一番源田の打球は左中間に飛んだが、フェンスに達するほどの打球ではなく、センター周東の取った位置とランナー高木の走塁位置関係から、これは突っ込むタイミングではなかろうと思ったが、本塁突入敢行。悠々アウトのタイミングで憤死。二三塁に止めといて、次打者の奥村に期待できるかと言われれば限りなく?だし、まあ先取点狙いはしゃあないのかぁ…
「ピンチの後にチャンスあり」の格言通り、4回表中越二塁打の栗原を置いて、二死後正木、牧原の連続タイムリーで2点先制。7回も今日3安打目の正木からチャンスを作り甲斐、今宮のタイムリー。
武内は7回8奪三振の好投も4回、7回に3安打ずつ集中され計4失点。今の西武打線にこれを取り返すのはきつい。6回以降無安打で3安打零封。
野手陣もやる気なくへらへらやってて情けないというわけではない。例えば8回に代打で登場した蛭間はあっさり三球三振して「何しに出てきた」と思わせたが、それでも9回の守備でファウルフライを追ってフェンスのネットに突っ込むガッツぶり。自分のプレーも不本意で、チームも勝てない中、何とかしようともがいているが、みんながみんな空回りしてる印象だ。
上の写真。明るいところが西日に照らされてる部分。こらしんどいな…ホーム(西武はホーム三塁側)よりもビジター一塁側のほうが売れてるのもわかるわぁ…と思ってたらこちら側も屋根の隙間から強烈な西日が差し込んできた。正直ムリ。来年は時期を選んで4月下旬~5月に来よう。
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