24/7/16(火) オイシックス△1-1広島(エコスタ)

久々のエコスタ開催。チームも、自分の観戦も5/30の阪神戦以来一か月半のご無沙汰でした。ほかの球場も味があったり、選手を近くで見れたりいいところがあるが、ワシはやっぱエコスタがいちばんいいなあ…

今日も阪神戦とまではいかないが、広島ファンの姿も多い。ネット裏、三塁側は赤いユニフォームが目立ってほぼ五分五分か。

試合前。6月ファーム月間MVPに選出された知念選手の表彰式。

試合は、勝てたなあ…勝てたか…

先発目黒は6回まで2安打1四球の好投。球数も69球と全然かさんでいない。今季初めての7イニング目に突入するが、4番林5番中村健に連続安打、6番名原に送られて一死二三塁のピンチ。7番ラミレスは三振に切って取るが、8番持丸には粘られて四球。二死満塁と今日最大の山場を迎えた。9番山田も1-2と追い込まれてから4連続ファウル。広島ファンとオイシックスファンそれぞれのボルテージが最高潮に達する。

内田の打球は一塁ちょい左。これを中山が絶対に逸らさないとばかりに体ごと取りに行って、そのまま一塁にダッシュで駆け込む。三者残塁。最大のピンチをまぬがれた。

これであとは吉田-上村の継投で締めるだろう。8回は吉田が順調に三人で抑え、さて9回表は我らが守護神の出番だ。ファンも先の2試合の登板内容はわかっているので、普段より大きな拍手でマウンドに送り出す。初球、スライダーが曲がりすぎて4番林の足にぶつけてしまう。うわー、どっと緊張してきた…林に代わって代走曽根。

初球、いきなり走ってくる。ここは打者中村健も打ってしまいファウル。無警戒でけん制も入れなかっただけに正直助かった。この後は慎重にけん制入れながら0-2と追い込むが、4球目再度盗塁を敢行。中村の打球も三遊間を割ってレフト前、曽根は一挙に三塁まで進む。ランエンドヒット見事に成功。無死一三塁。二遊間は前進守備を取らず併殺狙い。一点やるのは仕方ないか…名原の遊ゴロで三走還って同点に追いつかれる。その後も一死二塁、二死一二塁と逆転のピンチが続くが、なんとか切り抜けあとはサヨナラを待つ。

10回は西村、11回は三上がゼロに抑え、負けがなくなった11回裏。広島最後のイニングを託された益田が8番高にストレートの四球。9番片山はバントの構えをするも暴投で労せず二進。片山にもストライク入らず3-0となったところで、益田はベンチに治療のため戻ってしまう。アクシデントか? ブルペンでは予定外の投手が慌てて作り始めた。

結局益田は続投するも片山にもストレートの四球。サヨナラのチャンスますます広がる。1番に戻って田中俊太。初球はボールで9連続ボール。治療後の投球練習でもストライクゾーンに行ってなかったし、これはもうストライク入らんぞ、と思っていたら10球目ようやくストライクが取れてしまった。これで益田は何となく自分のピッチングが取り戻せてしまったのだろうか、田中、知念を連続三振。最後の高山も三邪飛に打ち取って延長11回引き分け。


11回の前に7回裏にも「ピンチの後に」の格言通り、高山中前打、陽四球で無死一二塁のチャンス。結果論だがここでダメ押しの1点取っとけば、延長に入らず逃げ切った可能性もある。一戦必勝の試合だったら、どちらもまず送って一死二三塁から敵にプレッシャーを与えつつ攻撃するのだろうが、いまのうちは細かい野球でガツガツ1勝2勝をもぎ取るチームでもないしなあ…打者にもプライドや期待する役割があるしなあ…結局のところ監督談話にある「強くて速い打球が打てない」ことに尽きるのだろう。一朝一夕には解決する課題でもなく、まあみんなでレベルアップしてこう。

上村投手も三試合連続で救援失敗してしまったが、それでも勝ち越し点をやらずなんとか同点で終えて帰ってくるというのも救援投手の重要な仕事だと思います。次回登板にまた期待。(といいつつも4点リードくらいの非セーブ機会で登板して、サクッと終わってくれれば変な重圧もなくなるかな…)

今日は曇り空でピンク色の夕景。真夏の燃えるようなオレンジもいいが、こういう淡い夕景もいい。

コメント

PAGE TOP