

ホーム開幕4週目にしてようやくいい感じの天候になってきました。厳密には試合後半日陰になって空気が冷え込むと、まだ上着がいるかなといった感じですが、この先2か月ぐらいは絶好の野球観戦日和になるかなと…

審判員氏のリラックスしまくりの体勢からして明らかにインプレー外
昨日の情報を総合すると、下川選手はエコスタで練習している姿が見られたもののベンチ入りしておらず→典型的な翌日先発投手のルーチンで本日の先発投手が濃厚だったのですが、その通り先発登板。「先発下川」のアナウンスには両軍ファンから大きな拍手。 さて古巣との初対決はいかなる結果になるか。ワシは5回3失点勝ち負けつかず… くらいの実に微妙な結果を予想していたのだが…
すごい好投でした
下川に対して左打者6人を並べたオイシックス打線に対して、まず一回り目、打者9人をパーフェクト。3回をわずか29球で切り抜ける。まあ一回り目だし… 元味方とはいえ(逆に味方だから)そんなに球筋慣れてるわけでもないし二回り目に期待か…
4回裏。二回り目の先頭知念がうまく合わせてレフト前。続く漆原のバントを下川がフィールディングよくさばいて二封。入れ替わりの漆原が二盗を決め揺さぶるが、下川は動ぜず後続を打ち取る。5,6回も6人で切って取り、許した走者はわずか1人。100キロを切る緩球にストレートが130キロ。実に30キロの球速差にオイシックス打線はなすすべがなかった。(勝さん曰く「これ去年やってくれよ(笑)」なのですが、ワシもここまでの好投は見たことないなあ…)
対する小林珠維もいいピッチングだったんだけどなあ… 唯一の失点は初回村上に浴びた一発。打った瞬間の当たりは青空に高々と舞い上がり、そのままライト上段に着弾。これはもう貫禄の差。その後は145前後、最速148キロのストレートで堂々たるピッチング。4,5,6回と続けてのピンチ、特に5,6回は無死から二走者を出してしまうも無失点で切り抜けてきた。
下川に完全に勢いをそがれたオイシックス打線は散発3安打。それでも最終回走者二人出して、浅井の打球はみんなの期待をのせてセンター後方に上がるも、あと一延び足らず。金曜土曜の変則二連戦は1勝1敗で星を分けた。
今カードは「KIDS DAY」ということで、特に土曜デーゲームとなった本日がメイン。主な内容は

ネット裏入口ゲートにバルーンアート。

駄菓子屋さんが出店。(子供だけじゃなくて大人も実は駄菓子好きなんです)
及びコンコースでは糸魚川白嶺高校軽音楽部によるバンド演奏。

今シーズン初の開放となった外野席後方にはお猿と柏崎市マスコットえちゴンのふわふわ遊具。

センター後方には恐竜と化石発掘体験。

始球式はUX男性アナウンサー(3人とも硬式野球経験者)によるスピードガン競争形式。背番号が局のチャンネル番号に合わせて全員「5」。
ホーム開幕から4週続けて週末エコスタ開催を終えて、主に運営周りの感想ですが「種まきをしてる」を超えて「布石を打つ」とか「化学実験」をしてるような印象を持ちました。種まきだとただ種と土壌との相性で芽が出る出ないで終わっちゃうのでしょうが、布石だとこの手とこの手が結びついてすごいことになるとか、思わぬ化学反応を起こすとか、とにかく球団も予想以上に化けるものを求めて意図して手数を増やしてきたなと…
まあ球場に通う我々はそんな深く考えずとも、目の前の楽しそうなことにそのまま飛びつけばいいのですが… 今年の終わりごろ、球場の雰囲気がどんな感じになってるか期待したいです。
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