久慈から釜石へ #2 あまちゃん(その2)

車内も魚の形をしたつり革やシートにテーブルがついてたりで楽しい。平日なのでゆったりとボックスに一人掛け。

まずはおなじみとなった海岸防潮堤からスタート。

列車はリアス式海岸を走る。基本山はトンネルで抜け、谷は高架橋で一気に渡るといった感じ。

久慈から30分。堀内駅で5分停車。

ここもあまちゃんの舞台。ヒロインはこの「袖ヶ浜」駅から北三陸市内の高校に通学している設定。ホームの端からヒロインの親友(橋本愛)が「アイドルになりたーい」と叫んだトンネル入口。記念撮影タイムとしてわざわざ全列車が5分間停まってくれる。

30年前、アイドルになりたくて家出したヒロインの母(有村架純)。祖母(宮本信子)は口では反対するも実は大漁旗を振って旅立ちを応援していた、という感動シーンで大漁旗を振っていた高架橋下の海岸。その大漁旗を母は… というネタバレはやめておこうかね。


放送から10年。放送時は多くの人が訪れたらしいが、いかんせん三陸の地は遠い。時間もお金もかかる。一方でコンテンツは年間何百と世に出てくる。後世「聖地巡礼」してくるファンのために残せるものを残してくれていたり、ガイド類を整備してくれるのは非常にありがたい。ただそこを観光の目玉というか、観光収入のあてにするのはだんだんと先細りにはなってくるんだろうな。

いわゆるコンテンツツーリズムの難しさを感じた。

コメント

PAGE TOP