陸前高田に到着。実質はバスターミナルなのだが、当時の鉄道駅を模した駅舎を復元。駅の窓口は残っており、ここから例えば一ノ関なり盛岡に出た後の新幹線切符なども購入可能。
陸前高田の復興状況はご覧のとおり。まず防潮堤。海岸からかなりの距離(1キロ?)はあえてかさ上げせず、遊休地というか遊水地というか、万一津波が防潮堤を越えてきてもこのエリアで食い止めるのだろう。遊休地にしっぱなしというのも何なので、野球場などの運動公園もこのエリアに整備されている。
ここにも津波で残ったビルが、青印が共通の津波到達水位なのだろう。屋上のさらに上のわずかに残ったスペース。ここでかろうじて難を逃れた方もいたらしい。
(追記 こちらも「米沢商会ビル」という震災遺構で、包装資材の卸小売り店として営業。震災当時店舗にいた店主が屋上最上部のスペースに避難して難を逃れた)
BRTは大船渡市に入り、終点の盛(さかり)駅に。ここでまた鉄道に乗り換えて釜石を目指す。JR線ではなく第三セクターの三陸鉄道。
1時間ほどで釜石着。陸前高田での途中下車1時間を含めて一日かけてようやく到達。
釜石といえばまずは製鉄所(新日鉄釜石製作所)。そして釜石を拠点に活動していた社会人ラグビーチーム・新日鉄釜石。かつて日本選手権7連覇を達成した名門である。その後はクラブチームを経て現在は日本製鉄釜石シーウェイブスとして2部リーグに参戦中。2019W杯では震災復興もかねて、ここ釜石が試合会場となった。
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