仙台 男メシ 半田屋

仙台を中心に展開する大衆食堂チェーン・半田屋をご存じだろうか?

ワシが半田屋を始めて知ったのは、ベガルタ仙台が初めてJ1に昇格したころ2002~3年ごろだろうか。J1ともなれば当然全国からサポーターが仙台スタジアムにアウェイ遠征にやって来る。そんな中、ある一人の名古屋グランパスサポーターの投稿が2chに投下された。(要旨は以下の通り)

試合に勝って意気揚々と半田屋に入る名古屋サポ。同店はおかずを取って最後にご飯の量を注文するスタイル。応援でお腹もぺこぺこ、普通ぐらいの大盛りと思って、ついご飯大盛りを注文してしまう。出てきたのは想像を絶する量の大盛りごはん。一生懸命食べるもおなか一杯でギブアップ。思わず発した言葉は「試合に勝って、勝負に負けた…」

いや、実にくだらないかもしれないがこの表現に笑ってしまったのだ。以来いつか半田屋に行ってみたいと思っていたが、仙台に年一回くらい訪れるようになった。すると仙台駅東口隣のビルに半田屋を発見。さっそく入ってみる。

半田屋のシステムは概ねこんな感じ。まずトレーを取ってレーンに並ぶ。最初におかず類の棚から好きなものを好きなだけ取ってトレーに。おかずを取り終わったら次はご飯・汁ものの注文口へ。ここでご飯の量、汁の種類、あるいはチャーハン、カレー、ラーメンなどの主食を頼んで、完成した食膳をもってレジで支払い。後は好きな席で食べ、終わったら自ら返却口に。要はセルフサービスでカフェテリア式の大衆食堂ですね。

ワシの注文スタイルはまず①肉系の主菜(ハンバーグ、焼き肉など) ②肉系の副菜をもう一品(揚げギョーザなど) ③卵系の副菜をさらにもう一品 ④ご飯の量は「中」 汁は頼まない

なんとまあ、栄養バランスのへったくれもない肉卵コメだけの食事なのだろう。これさすがに毎食やったら体壊すだろうが、一年に一度くらい好きなものだけでご飯をもりもり掻き込むって食事もあっていいかなあ… 

ちなみにコメ(中)は1.5合。(小)ですら一合のどんぶり飯。さらに(並)→(ミニ)→(ちょい盛り)と減っていくが、ちょい盛りでも小さめ茶碗一膳分。(大)はもはや食べきれる人もいないのだろう、メニューにものってないし、裏メニューとして出しているわけでもないらしい。

これだけ食べてもメインのおかずが300円以下。副菜二つでも300円。ご飯150円で千円でおつりがくるのが最大の魅力

以下、ほぼ毎年一回の割で訪れた格闘の記録である。

20/6/21
 ・デミグラスハンバーグ(目玉焼き)
 ・揚げ餃子チリソース
 ・卵焼き
 ・温泉卵

20/9/28
 ・目玉焼きソーセージ
 ・揚げ餃子チリソース
 ・温泉卵
(朝食時に行ったのでややおかず軽め)

21/9/20
 ・焼肉(目玉焼き)
 ・鶏唐揚げ甘酢かけ
 ・温泉卵

22/10/2
 ・チキン南蛮
 ・焼き餃子
 ・卵焼き

23/5/19
 ・チキン味噌カツ
 ・揚げシューマイ
 ・卵焼き

24/4/18
 ・デミグラスハンバーグ
 ・麻婆豆腐
 ・温泉卵

いい加減食べきるのもしんどくなってきた。そろそろ仙台らしい名物を食べるようにするかねえ…

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