週刊オイシックス(10/9) チーム振り返り#3 投手

本編の前に、本日発表された今週末の選手イベント出演について

にいがた2km食花マルシェ2024に選手出演(球団公式より)

日時:2024年10月13日(日) 14:00-14:30
場所:万代シテイ十字路 内 特設ステージ
出演選手:稲葉選手兼コーチ 笠原選手 上村選手

今週末の三連休はお出かけにはもってこいの好天になりそうですね。市内に出かけて時間が合いそうな方は、ぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。


その3は投手編。こちらもまずはチーム全体の成績を見ていきましょう。

こちらはわかりやすく、三振が少なくて四球が多い。追い込んだけど仕留めきれずに粘られて根負けして四球。ボール先行から苦し紛れの球を痛打。完全に制球が乱れてストレートの四球。今季球場でよく見た光景です。しごく当たり前ではありますが、制球力の向上と勝負球を磨く、投手の永遠の課題をひたすら鍛錬していくとしか言いようがありません。

投手個人成績も規定回数以上は防御率順、規定回数未満か回数順で。(こうするとたくさん出ていた選手が上がってくるのでざっくりと数字を摑みやすい)

こうしてみると特定の投手にかなり負荷がかかってたなあという感想。

・一年間ローテをきっちり守った薮田(開幕戦も最終戦も先発は薮田投手でした)

・二軍参戦一年目で規定到達した牧野

・とにかく投げまくった西村

・先発-救援の配置転換を何度かしつつも規定到達、リーグ最多奪三振の下川

・先発が早期降板した時に試合の立て直し役としてロングリリーフが多かった能登

特にこの5投手は厳しい場面をよく投げたと思います。勝ちパターン継投の投手も精神的には大変なところも多かったでしょう。ただファームなので若干日程に余裕があり、そもそもチームに連勝がそんなにないので… 上村投手も三連投が一回(移動日1日挟んで)だけと、継投パターンでの酷使というのはあまりなかったように見える。

いずれにせよ故障離脱こそ少なかったものの、あと一人二人ケガでかけていたら投手陣は火の車で、投手運用はギリギリだったなと。

それでいて、なお登板の少なかった投手の実戦機会、レベルアップ機会の確保というのは野手同様の課題。野手は腹くくって「この選手を出し続ける」と決めれば何があっても試合に出せますが(そうして大選手になった選手も多い)、投手は一定のレベルに達しないと相手選手にケガをさせかねない。悩ましいところです…

※チーム振り返り編はこれで終了し、来週の運営振り返り編は10/14(月)更新予定です。

コメント

  1. おでんたいやき より:

    こうして見比べてみますと、やはり課題は大学組が戦力として厳しかった、というのが見てとれますね。

    よって、元NPB組と下川や牧野といった独立組に片寄った?起用になってます。

    現地で見ていると、特に大学組が中継ぎで登板すると試合の雰囲気がダレる感じが漂い、試合も四苦八苦しだすことが多かったように思います。

    フェニックスにチームとしてではなく派遣で参加というのは、予算の都合もあるかもしれませんが、試合勘よりまず一年やれる体力を付けることを重点的に考えたのかもしれませんね。
    来年、どこまで伸びるのか楽しみにしています。

  2. 大学生もシーズン短いですからねえ
    これだけの長期シーズンに耐えうる体と技術は、やっぱやりながらではないと身につかないですかね

    高校、大学からの入団投手は1~2年は体力と技術を延ばす時期とみて大目に見てほしいのですが、球団としてそこまで余裕があるかどうかですね。即戦力ばかりを追い求めてしまうとチーム成績としては即効性あるかと思いますが、いつか破綻しそうで

PAGE TOP