本編に入る前にまずはイベントから
NPBドラフト会議 パブリックビューイング開催 / 10月24日(木)(球団公式より)
今年も日報本社メディアシップでドラフト会議のライブビューイングが開催されます。自宅で見るか、みんなで見るか。
その2は野手の振り返り。まずはチーム全体の打撃成績。
打率こそ楽天をかわしてリーグ7位だが、本塁打も楽天と1本差、長打率・出塁率・OPSもどっこいどっこいで、得点力の分こっちが効率悪いということになります。後半戦だいぶ持ち直してきたが、それでもリーグ全体としては貧打線ということは否定できない。
それを踏まえての個人打撃成績。規定打席以上は打率順。未満は打席数順。
イースタン全体の平均打率が.250なので、規定打席到達者は全員リーグ平均よりは好成績。リーグ打率ベスト10に4人ランクインしています。(知念選手1位、高山選手3位、小池選手8位、藤原選手10位) 開幕から5月ぐらいまでのスタメン全員が2割越えるか越えないかあたりだったころに比べて、終盤戦のスタメン打率はかなりみられる数字になっていて、やっぱり成績ってのはそれなりに収束していくものなだと…
気になったのは選手層の薄さというか控えメンバーとの差、出場・練習機会の問題。今季は200打席以上の11人(中山、園部、高、田中俊太、小西、知念、高山、藤原、陽、小池、篠田)と3人制を敷いた捕手(片山、片野、島崎) あとギリギリ100打席前後ということで永澤、佐藤、宮崎、比嘉。この18人で実質廻ってた感は否めない。
試合に出れない選手、あるいは遠征未帯同の選手が存分に練習できるか、あるいは別途試合が組めるかといえばそこも難しく(ことしは北海道フロンティアリーグとの交流戦だけでしたね)、ベンチ外メンバーのレベルアップの機会というのはオイシックス固有というよりはBチームが持てない全野球チームの問題なんだろうな。
コメント
五月まで打率二割前後の原因はファーム特有の事情があるかなと思います。
ファームは開幕当初から閉幕まで徐々に全体のレベルが落ちていくんです。
なぜかと言うと、三月の開幕時は一軍のオープン戦では投げる機会が限られるため、一軍レベルの投手がファームの公式戦を利用して投げてきます。これが、五月あたりになると四月に一軍で不調だった選手と入れ替わり、以後はファームで鍛えるべき若手と一軍では厳しくなった中堅、ベテランという構成になっていくので、投手のレベルが落ちてくる分打てるようになる、という理屈です。
戸田での開幕時、スワローズは阪口が先発したあと、石山や田口が中継ぎ、川端慎吾が指名打者となかなかエグいメンバーでしたが、ある程度実力が把握できる中堅以上ですと、オープン戦ではあえて二軍におき、期待の若手を一軍で試し、いい方を一軍に残すというパターンで一軍の開幕を迎えるというプログラムでやっているはずです。
つまり、来年はファーム公式戦開幕当初に打ちまくり、以降もある程度好調ならNPBはほっとかないでしょうね。
なるほど、目から鱗でした。
確かにファームの方が開幕が先で、実質一軍の調整的なところもありますね。
5月あたまぐらいはでは2点取られると「あ、こりゃ負けだ」と半ば覚悟しつつ見ていました。
来年のNPB組は復帰のためにも開幕から打ちまくってほしいですね。