24/9/25(水) シーズン完走 オイシックス●5-11日本ハム(悠久山)

シーズン(ホーム試合)が終わってしまった。もちろんチームはあと3試合を残しており、選手はもうちょっとだけ頑張るし、戸田に駆け付ける人もいるでしょう。今は「終わった」というか「無事完走できた」という思いが強い。

完走とは何ぞや? チームとともに走った? チームを一年間追い続けた? ちょっと説明しずらい概念にはまりつつあるが、こんな感じで野球にかかわったのはいつ以来だろう…

自分は一応NPBでは西武ファンということになっているが、もううん十年も見続けていると大抵のことは(他球団含めて)見てしまったので、目先の一試合の勝敗、シーズンの順位、あるいは暗黒期黄金期といった数年単位の好不調、こんなのはもうどうでもよくなっている。今年の西武の歴史的惨敗ですら

しろねこ
しろねこ

歴史の流れでこんなふうになってきたのかな。人生同様野球チームにもいい時悪い時があって、しばらくはこんな感じで行くのだろう

と、一抹のくやしさすらにじまない、まあ枯れたプロ野球ファンですね。

それがオイシックスを見に行くとどうなったか。とりあえず順位はリーグ最下位を独走している。でも球場に行くとそこそこ勝つ(ホームだから)。勝つと楽しい。結構すごい勝ち方をして(サヨナラ9回)感動する。負けても「あーしゃあないか。次勝とう」くらいでそんなに引きずらない。

チケット売り切れの心配なく、いつでも行きたいときにふらりと見に行ける。座席もいつものお気に入りの場所は、だいたい同じ時間に行けば空いている。万一ふさがっていても別の視点から見るのもまた楽し。

食べ物もおいしい。並ぶって言ってもそんなに並ぶわけでもない(例えば「某球場の人気グルメが常時一時間待ち」とかいうのを聞くと、そこまでして並ぶ必要あるかあ…せいぜいピザーラとかドミノと同じくらいの味じゃね。あ、ピザって言っちゃいましたねw) 

アクセスもクルマ前提ならものすごくスイスイ。

なんかいいことづくめで、こんな楽しいプロ野球観戦ライフがあっただろうか? しいて言えば20世紀の古き良きパリーグということになるのだろうが、それがビジネス的には成り立っていなかったのはちょっと置いておく…

別に数多く観戦することがすべてではなく、年一試合でも二試合でも楽しめればそれで十分であって、さらに言えば球場に行けなくともチームの好不調にちょっぴり嬉しくなったりしょんぼりできれば、チームと一緒に走ってることになるのではないだろうか。ただ自分にとっては球場というリアルな「現場」があって、プロ野球を存分に楽しめるんだということを実感した次第。

ちょっと今日は観戦記とはかけ離れてしまい、うまくまとまりませんね…

少しだけ試合も振り返り。

先発は今季限りで現役引退を表明した前川投手。先頭打者を三振に切って有終の美を飾る。打線も初回に3点を挙げてあっさり逆転。ここまでは「今日も勝って最終戦を終えられるか」と思ったが、その後に締まりがなかった。14安打はまだしも、10四死球、6失策はいただけない。

それでも7回裏。園部の本塁打などで5-7まで迫り期待を抱かせたが、8回表の4失点で試合は決まり。むしろ今季応援できるのは残り2イニングと覚悟が決まって応援できた。

さすがに一試合6失策は草野球並みであかんやろ、と思うのですが、あとで振り返ったときに「一年目は一試合で6つもエラーして…」とネタにできるようになってたいですね。


さて、試合終了後はホーム最終戦とあって最終戦セレモニーが始まる。

まず全選手、監督、コーチ整列して橋上監督、藤原主将、池田球団社長のあいさつ。

続いて、ファンが外野からグラウンドに入場して全員で集合写真撮影。(集合写真は球団の公式HPの方にでるはず)

その後は選手だけの集合写真撮影(をカメラマン以外にファンにも開放して撮影)

最後は選手全員でのお見送り。とまあここは選手と存分にふれあいたい方にお任せして、帰路に着く。

コメント

  1. 川瀨博幸 より:

    今日は運転免許更新で行く事できませんでした。来季も宜しくお願いします。

    • コメントありがとうございます。
      一年間お疲れさまでした。長いようで短いシーズンでしたね。
      こちらこそ来年もよろしくお願いします。

  2. おでんたいやき より:

    楽しいプロ野球観戦ライフ、よくわかります。
    関東でも東日本大震災前後までは読売や阪神を除けば数日前に予定が分かればどうってことなくチケットを購入して見ることができたのが、全席指定席になってからどこのチームもプラチナチケットとなってしまいました。
    やはり、人間、限定ものとポイントには弱いんでしょう、前売開始数日の間に取らないとならなくなってからは一緒に見る仲間との調整が難しくなり、ふらっとは足をはこべくなりました。
    そう考えると新潟のチケットはあまり考えずに、予定が空いたらふらっといける環境って貴重ですよね。
    球団からしたら価値を高めないとならないので困るんでしょうけど、今のダイナミックプライジング全盛で神宮ビジター外野席が阪神戦て一万円、というのをみるとやりすぎです。その収入、スワローズの育成に使われている様子がチーム成績的に見受けられないのが笑

    • プロ野球、本当に人気になっちゃいましたね。
      自分は昭和生まれのおっさんで「昔のパリーグは~」までいうつもりはありませんが、平日でここまで入るようになると感無量です。
      スワローズのチケット価格ももう土日はライブ並みになってしまって、ファンの方も大変だなあと…当方ひいきの西武はまだその辺良心的にやってくれてますが、いつ他球団並みに上げてくるかは正直びくびくしています。

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